テンダーロインの現在は?閉店・終了理由はクルーの脱退や解散が原因?

今回はテンダーロインの口コミ・評判を調査しました。

目次
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テンダーロインが閉店!終了理由とは

テンダーロイン本店は、2021年に休業しています。

この時点では、本店は閉店ではなくコロナの影響による臨時休業という形がとられていました。

しかしこの後、本店が営業再開されることはなく、そのまま店舗閉店となりました。

本店の閉店後は渋谷店のみが営業を続けていましたが、この店舗も2023年に閉店となっています。

テンダーロインは、5人のデザイナーによって作りあげられたブランドです。

公式のサイトがないだけでなく、ネット通販の取扱いもなく、ブランドの商品はネット上で画像の転載すらも禁止とされていました。

そのテンダーロインの姿勢は時代と逆行するかのように見えますが、これは「来店して商品を実際に手にとって見てほしい」という彼らの思いによるものです。

ネットショッピングが主流となった昨今では、ネット通販のニーズももちろんありましたが、テンダーロインは最後までこのスタンスを崩しませんでした。

テンダーロインのリングは、サイズ展開が1つしかありません。

これはこのリングの「最もカッコ良いと思える大きさ・形しか作らない」というこだわりによるものであるためだそうです。

このようにテンダーロインの様々な譲れないこだわりは、時代に逆行した購入者の不満の一員になっていました。

また、テンダーロインを立ち上げた5人のデザイナーは、ブランド終了後も全員別のブランドや会社を立ち上げ、それぞれの道を進んでいます。

テンダーロイン立ち上げの中心人物の1人である辺見馨は、2009年に自身のブランド「アットラスト(AT LAST & CO)」を立ち上げました。

アットラストは、1920〜30年代のアメリカがブランドのコンセプトになっており、デニムなどのアメリカンカジュアルなワークウェアを展開しています。

この辺りはテンダーロインの追い続けたアメカジファッションと通じるところもあり、どちらのブランドにも辺見馨の個性が現れていることがわかります。

このほかにも辺見馨は「ブッチャープロダクツ」というブランドを自身がディレクターを務める「タイムウォーン クロージング(TIMEWORN CLOTHING)」というショップでアットラストのアイテムと共に展開中です。

もう一人の中心人物であった西浦徹は、ブランド古着通販サイトを運営する株式会社プレイフルの代表となっています。

プレイフルは、ブランド取り扱い25年以上の実績を持っており、古着通販の他に商品撮影や採寸などのEC運営も行っています。

そのほか清水康次はワークウェアやヴィンテージからインスパイアされたカリフォルニアスタイルをコンセプトにした「SEVENTY FOUR」を、前原完治はテンダーロインの元クルーだった鶴岡正吾と共にストリートファッションブランド「マシス」を立ち上げました。

小野塚智之は、サーフィンやバイク、釣りなどの遊びを通じて必要となるアイテムのブランド「サイコム」とチボリサーフショップというショップを立ち上げています。

このようにテンダーロインのブランド立ち上げに携わったメンバーたちは、年月とともにそれぞれの個性を発揮し、新たな形で活躍しています。

創設された1997年からの長い年月の中で、デザイナー自身の表現したいことが変化したこともブランドが終了した一因になっているのかもしれません。

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テンダーロインとは

テンダーロインは、1997年海外在住の日本人クリエイターが創立したファッションブランドです。

ブランドの立ち上げは、辺見馨(へんみけい)と西浦徹(にしうらとおる)の2人を中心とした5人のデザイナーが行いました。

テンダーロインの拠点となった都市は、ロサンゼルス、ロンドン、東京の3ヶ所です。

ブランド名になっているテンダーロインとは、アメリカのロサンゼルスやニューヨークにあるちょっと行儀の悪いエリア「テンダーロイン地区」が由来になっています。

そんなテンダーロインのアイテムは、アメリカンカジュアルをベースとしていて、実用的でありながらも斬新さやユニークで個性的なデザインが取り入れられているのが特徴です。

このデザインは世界各地に熱狂的なファンを持っており、日本でも裏原宿系のショップから高い支持を得ています。

さらには有名芸能人が愛用していることでも知られるブランドです。

テンダーロインは有名企業とコラボレーションも実施しており、テンダーロインのモノづくりの姿勢は様々なジャンルから支持を得ています。

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テンダーロインの良い口コミ

様々な魅力的なアイテムを展開するテンダーロインですが、その中でも代表的なアイテムは、木村拓哉さんが着用していたバッファロージャケットとホースシューリングが挙げられます。

テンダーロインは4種類のリングアイテムを展開しており、どのアイテムにも共通の特徴がみられます。

その特徴とは、テンダーロインというブランド特有の無骨さがありながら高級感を併せ持つバランスの良さです。

もちろんテンダーロインのリングもこの絶妙なバランスのかっこよさがファンの心をつかみ、根強い人気を博しています。

テンダーロインの持つバランスの魅力はそれだけではありません。

代表的アイテムとして先ほど紹介したホースシューリングに次いで人気のあるダラーリングは、存在感溢れる大きな作りのリングです。

ダラーリングの最大の特徴はもちろんその存在感と言えますが、それだけでなくテンダーロイン特有の上品さや高級感も感じられる点がファンからの高い支持へと繋がっているのです。

またテンダーロインは、アクセサリーだけでなく衣類も様々なアイテムを展開しています。

テンダーロインのアイテムは、無骨さや斬新さが感じられるものが多いですが、気回しやすい商品も少なく有りません。

特にシャツは、バッファローシャツやワークシャツなど幅広く展開しており、どれもプレーンで着回しやすく無骨なスタイリングに好まれています。

また、テンダーロインはデニムも定番商品です。

デニムの風合いやディテールは、ヴィンテージに忠実な作りになっています。

しかしシルエットは今風のファッションに合わせやすいと評判で、履きこんでいくうちに味が出てくるので長く愛用され続けています。

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テンダーロインに似たブランドを紹介

テンダーロインは、終了してしまった後も愛用するファンの間で根強い人気を保っています。

そんな惜しまれつつ販売終了してしまったテンダーロインに代わり、似たブランドを2つご紹介します。

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NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)

ネイバーフッドは、1994年に滝沢伸介が原宿で立ち上げた日本のストリートブランドです。

ブランドのコンセプトは「モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッド等の要素を独自の解釈で昇華したベーシックな服作り、またそのライフスタイルの提案」で、大人からキッズのアイテムまで幅広いラインナップを展開しています。

また、ネイバーフッドは様々なブランドと共同で商品開発を行っており、国内に留まらずアジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地に展開しているブランドです。

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HIDE AND SEEK(ハイドアンドシーク)

1995年にショップのオリジナルブランドとして生まれたハイドアンドシークは、東京をベースとして独自のアメリカンカジュアルを提案しています。

ハイドアンドシークのデザインは、アメリカ西海岸やサーフカルチャー、モーターサイクルなどの要素がデザインに取り入れられているのが特徴です。

そんなハイドアンドシークは、生活に無理なく溶け込むようなデザインを尊重し、多くの人へ新しいスタンダードになるような服を提案しています。

公式HPはこちら
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