今回は玉川大学の学費が高い理由や評判を調査しました。
玉川大学の学費が高い理由
玉川大学の学費が高い理由をまとめました。
1.私立学校のため
2.実習費が上乗せされているため
3.設備維持費のため
学費が高い理由1:私立学校のため
1つ目は、私立大学のためです。
私立大学が高いのは何となくわかりますよね。
理系の国公立大学では、卒業まで約240万ほどに対し、私立大学は約500万。
学費というのは、主に「入学金」「授業料」「施設設備費」が含まれます。
入学金は入学時のみに支払いますが、その他2点は毎年発生し、学校によっては前期と後期に分けて納付します。
国公立大学も私立大学も、入学金はおよそ25万円前後と差はありません。
大きく差が出るのは、施設整備費です。
国公立大学は、運営団体である国や公共機関が施設の整備費など補填しますので、学生から徴収しなくても賄っていけます。
国公立大学の学費は、一律ではなく独自に設定されていることがあります。
例えば、出身地で入学費が変わるという特徴もあり、同じ学校でも学費に差が出る場合があるそうです。
学費が高い理由2:実習費が上乗せされているため
2つ目は、実習費が上乗せされているためです。
私立大学と国公立大学の学費の差が出るのは、施設費のほかにも授業料が挙げられます。
国公立大学では1年間に55万円前後に対し、私立大学は1年間に倍の100万円以上はかかります。
なぜ高くなるのかというと、授業の質や実習の内容に差があるようです。
ほとんどの学校で実習は行っていますが、私立は内容の質が高い上に設備用も万全なためとされています。
また、特色が強い学部が存在するのが私立大学ですのでより専門的な実習も充実。
実習を行う際に不可欠な専門的な教員も必要になりますので、人件費もあるでしょう。
少子化でありながら大学が増え続けていますので、より魅力的な学部を用意することが学校側の対策です。
それに伴って、実習に必要な設備など環境も整えなければならないため学費が高額になっていると考えられます。
学部によって大きく変わりますが、玉川大学の学費が高い理由は私立の授業料の設定にありそうです。
学費が高い理由3:設備維持費
3つ目は、設備の維持費がかかっているためです。
2020年頃から新型コロナ感染症の影響で、全く学校へ行けなかった期間「その分の学費を返せ」と署名運動がありました。
最もの意見ではありますが、学校側は「生徒がいない期間も設備維持費がかかっています」という内容で対抗しています。
このことから、設備の維持費には多額の費用がかかっていることが分かりますね。
玉川大学のキャンパスは広大で、生徒も移動が大変というほどです。
大きさは約61万㎡あり、東京都町田市、神奈川県横浜市・川崎市の3つの市にまたがっています。
とても広いことが分かりますね。
また、玉川大学の魅力は研究科。
6つの研究科に分かれて、より専門的な研究を日々勉強できる環境が整っています。
玉川大学のキャンパスマップには、73か所の施設に分かれているのが確認できました。
敷地の広さと設備を想像するだけでも、学費が高い理由に納得がいきますね。
玉川大学の悪い口コミ
玉川大学の悪い口コミをまとめました。
立地は良いと悪いという声がありましたが、悪いという理由は、最寄り駅から5分歩いた坂の上にあることです。
夏場はとても大変という声があり、季節それぞれ大変なのが分かります。
キャンパスが広く、体育館は別の場所にあるため20分ほどかかって移動が大変という人もいました。
町田の街まで出ないと何もない場所で、遊ぶには適していないようです。
多額の学費を払っているのに、設備に不備があるという声がありました。
また、ロッカーや更衣室もないため不満の声も出ています。
玉川大学は、教育学部が有名で人気です。
しかし単位を取るには厳しく、楽しい学校生活とはかけ離れています。
勉強や実習を楽しく出来ているには向いているでしょう。
逆に、楽しいキャンパスライフは期待できそうもないです。
玉川大学の良い口コミ
玉川大学の良い口コミをまとめました。
玉川大学は、座学以外にも野外学習を豊富に行っています。
自然の中という事もあり、充実した実習や勉強ができると満足している声がありました。
交友関係は、狭いという声もありましたが、サークル活動を行っていれば交遊関係は広がって、楽しく過ごせるという声もあります。
自分にあったサークルで、毎日を楽しく過ごせるのは大学生ならではですね。
「教員を目指す人にとっておすすめの学校」という声も多くありました。
玉川大学に入ったら後悔ないという声と、他の大学と違って、教育現場に近くて実体験もできるとのことでした。
幼稚部から大学まで一つの敷地内ですので、教員志望の人から見たら魅力的ですね。
玉川大学はどんな人に向いている?
玉川大学は、教員を目指している人に向いているでしょう。
生徒の口コミで多かったのは「教員になりたい人におすすめ」ということでした。
実際に通っている・卒業した生徒の話は、とてもタメになると思います。
学校も郊外にあるため、大都会が苦手な人には暮らしやすい環境です。
また、より精密な研究を勉強したいという人にも、万全な設備があってとことん研究に没頭できるでしょう。
もし学費が払えないという人なら、奨学金など費用対策はたくさんあります。
本気で教員を目指したい人や、他の学部でも設備が揃った環境で勉強をしたいという人にはとてもおすすめですよ。