今回は日光東照宮の口コミ・評判を調査しました。
日光東照宮の御朱印が「ひどい」との声はなぜ?
日光東照宮の御朱印について、「下手」などという意見がネット上で見られることがあります。
しかし、実際にはデザインや書き手によって評価が分かれているようでした。
手書きの特性
御朱印は神聖なものであり、神社や寺院の僧侶や巫女さんが手書きで行っています。
そのため、文字の美しさや均整は個々の筆跡により異なるはずです。
文字の美しさとは、人それぞれ好みによって変わってくるものではないでしょうか。
達筆な文字が好きな方もいれば、教科書にでてくるようなバランスが整っている文字が好きな方もいるはずです。
また、御朱印は手書きであるがゆえに、一度書かれたら修正できません。
巫女さんや僧侶は慎重に書いていますが、完璧であることは難しいです。
汚いと感じる場合でも、それはその寺院や神社の特有や特性であったり、書いてくださった神職の方の個性でもあることを理解していただけたら幸いです。
また、どうしても気になる方は書置きしているところもあるので、事前に確認しておくのもおすすめです。
墨の濃さ
御朱印は墨を使って書かれます。
墨の濃さや筆の圧力によって、文字の濃淡が変わります。
また、墨の使用されている種類によっては薄いものや、逆に濃すぎてすぐにカサカサになってしまうものもあるはずです。
墨の濃さが均一でない場合、文字が汚く見えることがあります。
こちらも好みが分かれるものですが、最後まで墨の濃さが均一になっている文字を好む人もいれば、少しかすれている箇所があったほうを好む人もいらっしゃいます。
御朱印帳の品質
書き手の問題ではなく、御朱印帳の紙質やインクの吸収性なども影響することがあります。
御朱印帳の品質が低い場合、墨がにじんで文字が汚く見えることがあります。
高品質の御朱印帳を選ぶことで、文字が美しく残る可能性が高まります。
なかでも、奉書紙(ほうしょし)という、厚手で墨が裏まで染みにくい和紙がおすすめです。
白い色合いで御朱印が美しく映えますよ。
また、生成り色の和紙の雁皮紙(がんぴし)は、滑らかな書き心地が特徴です。
湿気や虫食いにも強く、御朱印を長期間きれいに保てるので、こちらもおすすめです。
対応が悪い
御朱印の受付時間は神社や寺院によって異なります。
受付時間が短いと、行っても対応してくれないという状況も出てくるのではないでしょうか。
2019年時点の口コミでは、御朱印受付時間と受け取りの列が一緒なので、なかなか列が思うように進まず、長い時間がかかってしまうという状況がありました。
また、拝殿の対応も良くないと感じている方もいらっしゃいました。
受付時間を事前に確認して、気になる方は混み具合なども聞いてから、適切な時間帯に訪れていただくことをおすすめします。
書置き対応
御朱印は、神社やお寺によって直接書かれる「直書きのもの」とあらかじめ和紙に書かれた「書き置きのもの」の2つがあります。
近年、ソーシャルディスタンス確保やコロナ対策の影響で、書き置きの御朱印が増えています。
仕方がないところではありますが、直書きを望んでいる方や、それまで続けてきた方にとっては残念に感じる部分もあるのではないでしょうか。
御朱印は参拝の証明でもあり、神聖なものです。文字の美しさよりも、その意味や思いを大切にしてください。
そもそも日光東照宮とは
日光東照宮は、日本の関東地方北部、栃木県日光市に所在する神社です。
この神社は、江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を主祭神として祀っています。
日光東照宮は、日光霊峰の山懐聖地にあり、中禅寺湖から流れる大谷川と女峰山から流れる稲荷川との河合いの山岳水明の地に鎮座しています。
神域は、樹齢400〜800年の神杉につつまれ、その中に点在する社殿群は自然環境と見事に融合する宗教的文化空間を形成しています。
日光東照宮の境内は、訪れる人々に歴史と美しさを伝える場所であり、日本の伝統と精神的な意味を感じさせてくれます。
日光東照宮の良い口コミ
日光東照宮は、日本屈指の観光地であり、世界遺産「日光の社寺」の中心地です。
だからこそ、厳しい声も一定数ありましたが、それ以上に良い評判の声が多数ありました。
日光東照宮の彫刻は圧巻
日光東照宮のなかでも、陽明門には、霊獣や花鳥、仙人賢人、子供たちなど500点以上もの彫刻が施されており、見る人を圧倒させます。
陽明門の彫刻は一つ一つ意味があり、中国の故事や逸話のほか、徳川家康の平和に対する遺訓も込められています。
一つ一つが精緻で美しく、日光東照宮の神秘的な雰囲気を演出していることで、沢山の方を魅了し続けています。
景色が美しい
日光東照宮は、彫刻や歴史だけでなく、景色も美しい場所として知られています。境内には、木々に囲まれた静かな場所が数多くあり、自然のパワーを感じることができます。
特に有名なのが、奥宮からの景色です。
奥宮は、徳川家康を祀る御霊舎で、日光東照宮の奥まった場所にあります。
奥宮からは、日光連山を一望することができます。雄大な山々と朱塗りの社殿のコントラストは、まさに絶景です。
オリジナルの御朱印帳が素敵
日光東照宮には、様々な種類のオリジナル御朱印帳があります。
定番の御朱印帳のほか、限定デザインの御朱印帳も販売されています。
通常の御朱印帳は青色の布地で、表面に国宝である陽明門が織り柄で表現されています。
この御朱印帳はシンプルで、徳川家康の三つ葉葵紋が大きく配置されています。
限定御朱印帳は、国宝陽明門・平成の大改修完成記念御朱印帳で、陽明門の修復に合わせて記念として授与されています。
陽明門が刺繍された素敵な御朱印帳です。
さらに、日光東照宮の公式オリジナル御朱印帳もあります。
有名な陽明門が刺繍された素敵な御朱印帳で、サイズは横12cm×縦18cm(大判サイズ)です。
この御朱印帳は郵送授与はなく、料金は2,500円(御朱印代込み)ですので、気になる方はぜひ訪れた際に検討してみてはいかがでしょうか。
日光東照宮はどんな人に向いている?
日本屈指の観光地であり、世界遺産にも登録されている人気観光スポットである日光東照宮。
この神社は、徳川家康公を祀るために建てられ、その壮大な建造物や美しい彫刻は、日本の歴史と徳川将軍家の栄光を物語っています。
また、境内には美しい庭園や参道もあり、四季折々の風景が楽しめます。
歴史的な建造物と自然の調和が、日光東照宮の特別な雰囲気を作り出しているのではないでしょうか。
どんな目的で訪れても、日光東照宮の神秘的な雰囲気と美しさを楽しんでいただけるはずです。
ここでしか貰えないオリジナルの御朱印帳もあるので、気になる方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。