20歳から99歳までの女性たちが参加するミセスコンテスト「ミセスオブザイヤー」。
日本国内だけに留まらず、世界規模で開催している大会ですが一部で「怪しい」との声があがっているようです。
今回はそんな「ミセスオブザイヤー」について調査しました。
ミセスオブザイヤー(Mrs Mr of the Year)とは
「ミセスオブザイヤー」は、20歳から99歳までの女性たちが参加するミセスコンテストです。
このコンテストは日本で誕生し、2020年から開催されています。2022年からはMrs of the Year WORLDとして世界大会も行われています。
コンセプトとして「愛と感謝に溢れたカッコいい女性」を掲げており、地方創生やSDGsにも取り組んでいます。
創設間もない2022年度は全国47都道府県で開催され、その輪はどんどんと広まっています。
そして、日本国内だけに留まらず、世界規模で開催しています。
ミセスオブザイヤーが「怪しい」との声はなぜ?
ミセスオブザイヤーとは、年齢に関係なく、挑戦し続ける女性を応援するコンテストです。
しかし、このコンテストに対して「怪しい」との声があるのも事実です。
その理由には、以下のようなものが挙げられます。
参加費用が高額であること
ミセスオブザイヤーの日本全国大会に参加するには、エントリー費用が12万円かかります。
さらに、ビューティーキャンプ代、レクチャー代、ヘアメイク代。衣装代などの追加費用が発生します。
コンテスト参加者がクラウドファンディングで参加費等の諸経費を集めてる方もいます。
それによると総額が30万円以上かかるようです。
また、世界大会に参加する場合、参加費だけで30万円程度かかり、その他諸経費を考慮すると総額は80万円以上かかることもあります。
また、いかなる場合でも地方大会や日本大会への参加費は返金不可とされており、公式にその旨が記載されています。
審査基準が不透明であること
ミセスオブザイヤーの審査基準は、公式サイトには「美しさ・知性・人間性・社会貢献・挑戦心」などと書かれていますが、具体的な評価方法や点数配分などは明らかにされていません。
また、審査員の顔ぶれや資格も不明瞭で、コンテストの運営側と関係のある人物や、協賛企業の代表者などが多く見られます。
これらのことから、コンテストは公平に行われているのか、審査結果に不正や疑惑がないのか、という疑問が持たれています。
コンテストの目的や意義が曖昧であること
ミセスオブザイヤーは、自分磨きや仲間づくり、自信や夢の実現などを目的としていると言われていますが、それらはコンテストに出なくてもできることです。
また、コンテストの受賞者は、その後どのような活動をしているのか、社会にどのような貢献をしているのか、ということも明確ではありません。
これらのことから、コンテストは単なる自己満足や見栄のために行われているのではないか、という批判があります。
以上のように、ミセスオブザイヤーには「怪しい」との声があるのですが、これはあくまで一部の意見であり、コンテストに参加した人たちの中には、楽しく充実した経験をしたという声もあります。
コンテストの良し悪しは、参加する人の目的や価値観によって異なると言えるでしょう。
ミセスオブザイヤーの良い口コミ
ミセスオブザイヤーに参加した方々は、「応援が本当に温かくて安心感があった」という声や「一人では成し遂げることのできなかった挑戦をやり切ることができました」という声がありました。
これらの声から、ミセスオブザイヤーの参加者たちは、暖かい応援や支援を受けて、自信を持ってコンテストに挑戦していることが伺えます。
さらに、コンテストを観ていた方々からは、「出場されてる皆さん本当カッコよくて綺麗で素敵な人しかいませんでした!」という感想や、「感動と勇気を貰えました」という声が寄せられています。
さらに、「カッコいい大人の背中というものを感じた」という感想もありました。
これらの声から、「ミセスオブザイヤー」が参加者だけでなく、観客にも大きな影響を与えていることがわかります。
ミセスオブザイヤーの見どころは?
ミセスオブザイヤーの見どころは次のような点です。
- 年齢層の広さ
- 世界規模の開催
- 日本各地での地方大会
ミセスオブザイヤーは、多様な女性が自身の魅力を発揮し、社会貢献活動に取り組む場として、大きな見どころがあると言えます。
ただし、参加には高額な費用がかかること、審査基準が不透明であることなど、一部からは批判的な意見も出ています。
参加を考える際には、これらの点を考慮に入れることが重要です。