今回はキミとホイップの口コミ・評判を調査しました。
キミとホイップ(純生カステラ)とは
キミとホイップとは、プレミアム純生のカステラ専門店の事です。
純生カステラは、台湾発祥のカステラのことで日本の馴染みあるカステラとは違います。
お店の名前「キミ」は卵の黄身で、「ホイップ」は白身のメレンゲを指していて、契約農家で育てられた卵と北海道産バターを使用したこだわりのお店です。
カステラの食感がクセになりファンも多くいる事から、全国にお店を構えています。
プレミアム純生カステラの他に、北海道産黒豆入りの「宇治抹茶カステラ」と100%アラビカ種コーヒー豆を使用した「珈琲カステラ」があります。
旬のフルーツを使用し、あんこと一緒にカップに入れた「カップdeカステラ」は食べやすいだけでなく、インスタ映えにもなるため人気の商品。
店舗によっては、アールグレイカステラとフィナンシェなども販売されています。
キミとホイップが閉店ラッシュ?店舗数の動向
キミとホイップが続々と閉店している噂があります。
実際店舗情報を調査しました。
- 2021年1月30日 埼玉県 南越谷店 オープン≫2023年7月25日 閉店
- 2021年2月11日 栃木県 小山店 オープン≫2023年2月12日 閉店
- 2021年3月21日 東京都 表参道店 オープン≫2022年11月30日 閉店
- 2021年4月15日 愛媛県 松山銀天街店 オープン≫2023年6月15日 閉店
- 2021年5月5日 群馬県 前橋店 オープン≫2022年12月30日 閉店
- 2021年5月31日 東京都 青梅店 オープン≫2023年7月17日 閉店
- 2021年6月2日 熊本県 熊本店 オープン≫2022年8月31日 閉店
- 2021年6月16日 神奈川県 本厚木ミロード店 オープン≫2023年4月 閉店
- 2021年6月28日 福島県 群山店 オープン≫2023年4月30日 閉店
- 2021年7月31日 東京都 十条店 オープン≫2022年9月30日 閉店
- 2021年8月2日 神奈川県 平塚店 オープン≫2023年7月31日 閉店
- 2021年8月18日 東京都 門前仲町店 オープン≫2023年7月 閉店
- 2021年8月24日 宮城県 富谷店 オープン≫2023年11月1日 閉店
- 2021年8月27日 静岡県 藤枝店 オープン≫2022年10月30日 閉店
- 2021年9月16日 長野県 長野店 オープン≫2023年9月3日 閉店
- 2021年9月20日 愛知県 豊田店 オープン≫2023年3月31日 閉店
- 2021年9月21日 千葉県 柏の葉店 オープン≫2023年1月31日 閉店
- 2021年9月23日 東京都 世田谷経堂店 オープン≫2022年9月4日 閉店
- 2021年10月14日 富山県 富山店 オープン≫2022年7月31日 閉店
- 2021年11月1日 大阪府 寝屋川店 オープン≫2022年10月10日 閉店
- 2021年11月6日 栃木県 野木店 オープン≫2023年2月12日 閉店
- 2022年3月18日 広島県 福山店 オープン≫2023年3月5日 閉店
- 2022年4月9日 埼玉県 南浦和店 オープン≫2023年5月8日 閉店
- 2022年7月1日 宮崎県 宮崎店 オープン≫2023年6月30日 閉店
- 2022年7月22日 宮崎県 宮崎店 オープン≫2023年6月30日 閉店
2021年から続々とオープンしている事が分かりますね。
しかし、2022年後半に入って閉店ラッシュです。
2024年1月現在の店舗は、埼玉県 籠原店/神奈川県 藤沢店/岡山県 倉敷店/広島県 神辺店の4店舗となっています。
キミとホイップの店舗が閉店してしまう理由とは
キミとホイップが閉店してしまう理由をまとめました。
1.新型コロナ感染症の影響のため
2.卵不足と値上がりのため
3.移転先が見つからないため
キミとホイップ閉店の理由1:新型コロナ感染症の影響のため
まず1つめは、新型コロナ感染症の影響が考えられます。
2020年から飲食店に大打撃を与えた新型コロナ感染症は、約3年間普段の生活を一変させる影響を与えました。
「キミとホイップ」は続々にオープンし話題になりましたが、消費者の足は重く思うように売上が伸びなかったことが原因でしょう。
オープンしたタイミングがコロナ禍で、あまり知名度が上がらなかったことも考えられます。
実際に閉店した理由は公にされていないので、憶測にすぎませんが、可能性としては高いでしょう。
コロナ禍で有効活用されていたのが、ネット注文やデリバリーです。
しかしキミとホイップは、ネット販売を行っておらず、近くに住んでいない人の手に届きませんでした。
コロナ禍ではなければ、少し遠くまで出かけようとなってファンを増やすこともできたかもしれませんね。
キミとホイップ閉店の理由2:卵不足と値上がりのため
2つ目は、卵不足と値上がりです。
契約農家の卵を使用しているキミとホイップですが、契約農家の情報は見つかりませんでした。
おそらく店舗には掲載されているでしょう。
養鶏家は、鶏の飼料価格が高騰したとともに鳥インフルエンザにより大ダメージを受けました。
これによって、他店舗も卵不足で一部商品の販売休止を実施した店舗があります。
キミとホイップは、卵が命であって卵なしでは商品を作ることができません。
卵を大量に使用していることから、卵不足に悩まされたことが考えられます。
そして、同時に卵の価格が高騰。
値上げをせざるを得ない状況も重なり、経営が困難したのではないかと思われます。
卵だけに限らず、小麦やバター、サラダ油など、お菓子作りに欠かせない原材料の価格が高騰しました。
これによって、有名お菓子も「値上げ」「実質値上げ」などが繰り返されましたね。
原材料だけでなく電気代の値上げも理由の1つでしょう。
台湾カステラに欠かせないのが「焼く」作業。
オーブンでじっくり約1時間の蒸し焼きを行う事で、ふわふわのカステラが出来上がります。
原材料の高騰だけならまだしも、電気代の値上がりも考えると経営が厳しくなったと思われます。
キミとホイップ閉店の理由3:移転先が見つからないため
最後に、移転先が見つからないためです。
店舗を構えているキミとホイップは、土地費用(テナント代)もかかります。
基本的に契約更新は2年か3年であることがほとんどです。
そのため、キミとホイップがオープンして2年で閉店している店舗がほとんど。
契約更新満了のタイミングで、契約更新料が発生しますので、売上が伸びないと思ったら移転することも1つです。
しかし、キミとホイップは「移転を検討しておりましたが、候補先が見つからない」と記載されている通り、移転ではなく閉店を選んだということでしょう。
キミとホイップがまずい?微妙との声はなぜ?
リピーターの多いキミとホイップですが、ごく一部の方から微妙という声も上がっています。
これはカステラではないな、自分の定義の中では、、カステラにしては身が詰まりすぎてる。
(引用:食べログ)
しっとりと言えばしっとり、美味しくないのかと言われればそうではなく美味しいんだと思う。
カステラで有名なのは、長崎カステラ。
この定義が身に付いている人にとって、キミとホイップのカステラは想像を超える食感です。
カステラよりスポンジケーキのような、チーズスフレのような「ふわっしゅわ」感を味わえます。
しかし、この「カステラっぽくない」ことが、微妙という評価につながったのでしょう。
でも私には甘さが足りないです何か物足りないんです
(引用:食べログ)
上の焼き色がついた部分もあまり美味しくないです。
そのまま食べると物足りないので、私はホイップクリーム作りつけて食べました。
あとハチミツ。。。
あと、純生カステラは甘くないため、カステラのようにそのまま食べるには物足りないという声もありました。
黄身にこだわっていることもあり、しっかり卵の味があります。
「たまごパン」や「たまごボーロ」など、どこかで食べたことがある懐かしいです。
美味しいけど、価格を考えるとリピートはなしという声もありました。
キミとホイップはどんな人に向いている?
キミとホイップは、普通のカステラよりもしっとりふわふわなカステラを味わいたい人におすすめです。
甘さ控えめなので、甘いものが苦手な人でも食べやすいでしょう。
レンチンで温めて食べることもできますし、冷蔵庫で冷してから食べることもできるのも人気です。
台湾カステラに興味がある人は、ぜひご賞味ください。