今回はホテル イル・パラッツォの口コミ・評判を調査しました。
ホテル イル・パラッツォの休業理由とは?
ホテル イル・パラッツォが休業している理由をまとめました。
1.改修工事のため
1-1.時代に合わせた地下空間
1-2.エントランスの工夫
1-3.客室のタイプ
理由1:改修工事のため
ホテル イル・パラッツォは、約1年8カ月の間休業していました。
その理由は、改修工事を行うためです。
2009年1月にも、リニューアルのため全館休業していました。
そして、半年後に再オープンしています。
今回2度目のリニューアルということですが、総工費約18億円をかけ、2023年10月1日に営業を開始しています。
おそらく、2019年に博多ホテルズ (ワンファイブホテルズ)が事業譲渡したことがきっかけでしょう。
同年の2019年にホテルの「Re Design」が計画されました。
コロナ禍で進行をストップしていたものの、2022年1月に休業。
「リデザイン」「リニューアル」としながら、外観は変えないで再建築する形を取っています。
ホテル イル・パラッツォは、20世紀を代表するデザイナー アルド・ロッシと日本の代表デザイナー内田 繁さんがデザインしました。
しかし、時代とともに周りの環境や流行も変わってきます。
今の日本のホテルに必要なものを組み込めば、さらにファンの増えるホテルと考えたのでしょう。
総工費18億、約2年の改修工事で再スタートした「ホテル イル・パラッツォ」は、休業した期間の納得のいく仕上がりで出迎えてくれます。
時代に合わせた地下空間
ディスコ・イベントホールだった地下は、大幅に改修して「もうひとつのリビングルーム」を設置。
130席のラウンジ「EL DORADO エル・ドラド」が登場しました。
朝7時から深夜の3時まで開放しており、朝食・昼食・夕食の他にアフタヌーンティーもあり、21時以降はバーラウンジとして利用できます。
宿泊客以外の方も利用できるため、バーだけ寄ることも可能です。
エントランスの工夫
かつて、エントランスは階段を登った先にありましたが、1階に変更。
細い通路を渡れば両脇にレストランやクロークが並ぶ景色は、当時日本では珍しく斬新でしたが、1階にエントランスを設け、地下の利用者にも優しい配線になっています。
エントランス自体は、1989年オリジナルの配色をそのままで「結界」をイメージしてリデザインしています。
エントランスは薄暗く、異世界へ潜り込んだような不思議な感覚だそうです。
客室のタイプ
地上8階建てで、2階以上が客室となっています。
客室は、77室とホテルとしては小規模ですが、以前は3階から客室で62室でした。
モダンなデザインで、カラーも大人の雰囲気があり、余裕のあるクイーンサイズのベッドを設置。
広いワークデスクと、バスルームも贅沢に設計されました。
部屋によっては、円形のバスタブでリラックスできるようになっていて、プライベートバスにこだわりのある人には、ぴったりの部屋です。
ここまでは、一般的なホテルの客室と同じ。
もう一つ、付け加えられたのは「バルコニー」が備えられた部屋があるということです。
天井も高く、開放的のある部屋にプライベートバルコニーを設けることで、ゆっくり過ごすことができます。
備品も充実しており、アメニティも清潔感あって快適に過ごせますよ。
そもそもホテル イル・パラッツォとは
ホテル イル・パラッツォとは、福岡県の中心街にあるデザイナーズホテルです。
「イル・パラッツォ」は、イタリア語で「宮殿」という意味。
1989年に開業し、リニューアルオープンを2度繰り返しています。
地下1階、地上8階建てでモダンカラーと差し色のダークブルーを基調した趣のあるホテルです。
日本を代表するインテリアデザイナー内田繁さんの指揮のもと、建築設計のアルド・ロッシ氏、グラフィックデザイナーの田中一光さんが参戦。
アルド・ロッシ氏は、イタリア生まれでヨーロッパで活動している建築家です。
日本で仕事をしたはイル・パラッツォが初めてで、国内外のデザイナーにとって出来たホテル イル・パラッツォは、当時珍しいホテルでした。
ホテル イル・パラッツォの幽霊の噂とは
ホテル イル・パラッツォに幽霊が出るという噂があります。
調査しましたが、ホテル イル・パラッツォで幽霊が出るという根本的な証拠がありませんでした。
しかし、同じ区域の博多のホテルでは幽霊が出るという噂があるようです。
「窓の外に手を叩いている女性がいた」「目の前の鏡に手跡がついていた」などの情報があります。
おそらく、他のホテルと間違えて「幽霊が出る」という噂が出た可能性が高いです。
ホテル イル・パラッツォでの噂ではないので、ご安心ください。
ホテル イル・パラッツォの良い口コミ
ホテル イル・パラッツォのいい口コミをまとめました。
浴室の広さとアメニティの充実さにも満足です。
引用先:tripadvisor
洗面台の広さだけは、もうちょい広いといいなぁとは思いますが、決して不便ではありません。
ドライヤーも一流品でしたので、自宅でも同じものを購入しました。
部屋にお風呂があるという条件で、イル・パラッツォに決めたという声が多くありました。
そのお風呂も大きくて、アメニティの充実しているため満足度が高かったです。
バスルームが広くて快適だったため、また福岡に訪れた際には利用したい方もいます。
リピーターが増えるというのは、よいホテルという証拠ですね。
中洲の屋台街と川を挟んで目の前なので、立地はすごくいい。繁華街なので、ホテルの周りにはラーメン屋さん、もつ鍋やさんもたくさんある。
引用先:tripadvisor
ホテル イル・パラッツォは、福岡県の中心街にあって博多川を挟んで、中洲の屋台街が目の前になります。
近くには、公園もありますし、食べ物屋さんも立ち並ぶためとても立地が良いです。
博多に旅行に行った際には、料金も安く待遇がいいので毎回宿泊しているという方もいました。
驚いたのがフロントの方の接客です。
引用先:tripadvisor
到着時に対応していただいたスタッフの方はどなたも、本当に満面の笑顔で迎えてくれました。
最後に、接客についての評価が高かったです。
「人」と「人」なので、接客の面は誰もが気になりますよね。
ホテル イル・パラッツォが再スタートした際には、スタッフの制服も新調しています。
働く意識やモチベーションにも作用するという考えで、ブランド「HAKUI」から選定されました。
再スタートでも、接客の面で満足できそうです。
ホテル イル・パラッツォはどんな人に向いている?
ホテル イル・パラッツォは、福岡県の中心街に宿泊する際にはぜひ利用してほしいホテルの1つです。
外観は特徴的で、内装は異世界に入ったような、モダンで大人の雰囲気を醸し出されているホテルとなっています。
プライベートバルコニーがあるため、ゆっくりした時間を過ごした人は宿泊してみてください。