今回は郷野目ストアの口コミ・評判を調査しました。
郷野目ストアの社長死亡とデマが流れる背景とは
郷野目ストアの閉店理由に『郷野目ストアの社長が死亡した為』と一部で噂になっているようですが、郷野目ストアの閉店理由と社長の死亡説は関係ありません。
検索結果にも出てきているようですね。
- 負債額が24億円にのぼり自己破産
- 従業員は全員解雇
- 社長の動向が不明
郷野目ストアの閉店理由した理由は、以上の3つが関係していると考えられます。
負債額が24億円にのぼり自己破産
自己破産の額が24億円と大きい為に、様々な憶測が飛び交っていると考えられます。
郷野目ストアは地域密着型のスーパーと考えられますので、過疎化が進む中でも経営する社長の人柄を考ると、負債額や債務者・従業員に迷惑をかけてしまったと思い、そのような行動を起こしてしまったのではと考え噂が出たのかもしれません。
従業員は全員解雇
通常であれば、解雇ではなく他の会社への移動などの処置が取られると考えらえますが、『全員解雇』という対応を取った事で、従業員への対応ができない程の緊急事態が起きてしまったのではと、多くの人が考えたからだと思われます。
社長の動向が不明
郷野目ストアの社長である『郷野目弘美』氏のその後の動向が不明です。
人は分からない事に対して様々な憶測を立てます。
郷野目弘美社長の動向が不明となっているのに加え、その後の情報がないので社長の死亡が原因で、郷野目ストアは倒産したという噂が流れたと考えられます。
郷野目ストアの閉店理由とは
郷野目ストアの閉店理由は大きく分けて2つの原因があると考えられます。
理由1:巨額の負債による自己破産
理由2:人口減少による影響
理由1:巨額の負債による自己破産
山形県最上地方で店舗を展開していた『スーパーマーケットチェーン郷野目ストア』は、2024年5月に破産手続きを受けて、その幕を下ろしました。
発表によると、負債総額は約24億円にも上ります。
大手スーパーの進出や人口減少による売上減少
郷野目ストアは、2001年6月までに5店舗を展開し、売上高約62億円を計上しました。
しかし、その後の売上は大手スーパーの進出や人口減少により年々減少しています。
2022年にはマルシェゴーノメ真室川店・マルシェゴーノメ新庄店と名前を変え新装開店を行う一方、不採算店舗の閉店を行い再建を図るも改善の見込みがなく、倒産へと至っています。
新型コロナウィルスによる売上の減少
スーパーは日々の生活な欠かせないものですが、新型コロナウィルスが流行していた当時、人々は極力外出を控え、感染防止に努めていました。
スーパーなどの小売業も新型コロナウィルスの影響は大きく、アルコール設置や各売り場の消毒・感染を恐れての客離れなど様々な影響があったと考えらえます。
- 負債総額約24億円により破産手続きを受け倒産
- 大手スーパーや人口減少の影響で売上の減少
- マルシェゴーノメとしてリニューアルするも現状を変える事は不可
- 新型コロナウィルスの影響による売上の減少
理由2:人口減少による影響
郷野目ストアは、山形県の最上地方を中心に複数のスーパーマーケットを展開している会社です。
新庄市に本部を置き、同市や真室川町でのスーパー経営の他に、不動産賃貸業も行っており地域密着型の会社であったと考えられます。
しかし、2024年現在では山形県の人口減少が進み、その結果売上にも影響が出ていたと考えられます。
山形県新庄市の人口の推移
郷野目ストアの本部がある新庄市では、人口の減少が年々増加している傾向にあります。
2024年6月現在でも減少の傾向にあり、総人口数は32,178人と山形県の中でも人口が少ない地域と考えられます。
人口が少なくなると当然『需要』も減ってしまいます。
需要が減れば、売上の減少は避けられないでしょう。
少子高齢化による影響
2024年現在、日本では少子高齢化が進み、出生率は1.20 で、前年の1.26 より低下しています。
出生率が下がるという事は、地域経済を支える若者が減少し、最終的に高齢者が増加するという事です。
高齢になると外出する機会も減ってしまうので、売上の減少は確実に起こっていたでしょう。
- 新庄市の人口減少による売上の減少
- 地元住民の高齢化が進み、外出する機会が減ることで売上の減少が起きている
- 出生率が下がり地元経済を支える力が減少している
このような様々な理由から、郷野目ストアは閉店してしまったと考えられます。
郷野目ストア中央店の跡地はどうなった?
郷野目ストア中央店の跡地は現在は『ツルハドラック新庄中央店』となっております。
- ツルハドラック新庄中央店
- 2022年11月24日開店
- 〒996-0035 山形県新庄市鉄砲町1−35
- 最寄り駅 新庄駅から560m (徒歩8分)
- バス停 県立病院前から97m (徒歩2分)
郷野目ストア中央店の跡地は『山形県新庄市鉄砲町1−26』となっており若干のズレがありますが、同じ敷地内にあるので間違いはないでしょう。
- ツルハドラッグ新庄末広町店
- ツルハドラッグ新庄中央店
- ツルハドラッグ新庄桧町店
- ツルハドラッグ新庄千門町店
- ツルハドラッグ新庄北店
確認が取れている新庄市のツルハドラックだけでも5店舗あります。(2024年7月時点)
また他のグループのドラックストアだけでも7店舗の確認が取れています。
新庄市のツルハドラッグの割合が40%近い事が分かります。
そもそも郷野目ストアとは
郷野目ストアは山形県新庄市を中心に、複数のスーパーマーケットを展開している会社です。
郷野目ストアは1911年に創業、1975年に法人化を行い山形県では老舗の食品スーパーとしてもとても有名でした。
新庄市に本部を置き、同市や真室川町でのスーパー経営の他に、不動産賃貸業も行っており地域密着型の会社で地元住民に長年愛されていました。
ピーク時の2006年には、最上地方に5店舗を展開し、売上高約62億円を計上しましたが、その後売上の減少が進み2024年に破産手続きを受け倒産に至っています。