今回はがんこ岸和田五風荘について口コミを調査しました。
がんこ岸和田五風荘の閉店理由とは
がんこ岸和田五風荘は、平成31年1月20に閉店しました。
理由は、指定管理者の期間満了との事です。
平成31年4月1日から指定管理者の株式会社岸和田グランドホールが和食料理を提供する「五風荘」をグランドオープンしました。
がんこ岸和田五風荘という名前ではありませんが、現在は「五風荘」として経営がなされています。
がんこ岸和田五風荘が閉店した理由をまとめました。
理由1：指定管理者の期間満了
指定管理者制度とは、民間企業やNPOなどの団体が、自治体に代わって公共施設の管理運営を行う仕組みです。
この制度が導入されるまでは、自治体が共施設の管理運営を委ねられるのは、公共団体や自治体が出資した法人に限られていました。
しかし、この制度が導入されることにより、自治体が指定する民間企業などの指定管理者が公共の施設を管理できるようになったのです。
この制度を利用し『がんこ岸和田五風荘』も運営をしていました。
公共の施設に民間企業の力を入れる事で、時代の変化に伴い変化する多様なニーズに応える事が可能でより効果的に対応する事が可能で市民サービスや費用対効果のアップが可能となります。
がんこ岸和田五風荘は、近代和風建築と回遊式日本庭園という場所で眺めも美しく、大阪府としてもこれらをうまく活用する事で市民サービスの向上と市の利益を確保したいと考えたのでしょう。
がんこ岸和田五風荘は2009年度から『がんこフードサービス株式会社』運営をしており、美しい庭園と美味しい料理が食べれる事で地元の人々や観光客に愛されていました。
しかし、指定管理者の期間満了により『がんこフードサービス株式会社』は撤退する運びとなりました。
理由２：がんこフードサービス株式会社の実態
指定管理者は自治体ビジネスの実績になり成功することで、他の自治体の指定管理や指定管理以外の委託業務における案件獲得につながる可能性が上がります。
また、指定管理者側からすると地域住民が普段から使用する公共施設の運営を任されるわけですから地域住民の安心や信頼を得る事ができます。
つまり双方に利があるので、自治体としても相手先を吟味し、問題を起こす企業は選ばないでしょう。
がんこフードサービス株式会社は多くのサービスを受賞しています。
しかし、がんこフードサービス株式会社である問題が浮上しました。
それは、『残業手当や深夜労働の割増賃金の未払い』です。
それにより、大阪労働局に労働基準法の疑いで捜索されるという事態にまでなりました。
確かに当時の飲食業界は、ブラック企業が多い時代であり、それが当然と言う経営者もいたでしょう。
しかし、『がんこ岸和田五風荘』は、文化財であると同時に公共の施設でもあるわけですから、大阪府としても問題を起こしてしまった企業にそのまま使用させると、イメージダウンや責任問題にも繋がる可能性もあるので継続させるのは難しいと判断したのでしょう。
結果、指定管理者の期間満了と同時に新しい企業に委託するという判断をしたと考えられます。
そもそも「がんこ岸和田五風荘」とは
がんこ岸和田五風荘は、がんこフードサービス株式会社が指定管理者として管理していた歴史的な邸宅レストランです。
場所は、大阪府岸和田市にあり岸和田城の新御茶屋の跡地に、旧寺田財閥堺寺田家の二代当主家別邸として建設され、2008年には岸和田市指定有形文化財に指定され岸和田市の観光名所ともなっています。
奇麗な庭を見ながら食べる食事は別格であり、食後は庭を散歩する事もでき岸和田城にも登ることも可能という事で人気の場所となっています。
がんこ岸和田五風荘付近の日本料理店を紹介
がんこ岸和田五風壮の近隣店舗を紹介します。
近隣店舗1：季乃陣
季乃陣は、大阪府岸和田市岸城町にある日本料理店です。
予約制なので、大切な人とゆっくりとした時間を過ごすことができると好評です。
様々なコース料理があり、季節限定の鍋料理を食べる事も可能です。